「AGE」って?

『老化』

このキーワード、気になりますよね…

 

今朝のテレビで紹介されていました。

 

【AGE】(終末糖化産物、後期糖化生成物)

 

英語では年齢を指す言葉ですが、

Advanced Glycation End Products の頭文字を取った言葉で、別名「老化物質」とも呼ばれています。

 

これは糖が体のタンパク質と結びついて体温で温められて出来たもののことで、

強い毒性を持つ為、肌のシワやタルミ、動脈硬化症、骨粗鬆症、白内障、認知症、ガンなどにも関わっていることが明らかになり、

最近では医療業界や製薬業界,美容業界など、各方面から注目されています。

 

age

 

 

この【AGE】は、一度体の中に取り込むとどんどん溜まっていくだけで、排出される事はないそうです...

 

こんな事を聞いちゃうと、やっぱり怖いですよね (・_・;)

 

 

【AGE】は主に以下の2つの方法で体内に蓄積されます。

・「体内で生成される」

血液中の余ったブドウ糖が、体内のタンパク質(コラーゲン、水晶体、血管、骨、皮膚)と結びつき、

体温で温められた状態である程度の時間が経過することで生成されます。

「血液中の糖の濃度が高い状態」が続く事で、毒性が強い【AGE】が生まれてしまいます。

 

・「食料品に既に含まれている」

「タンパク質」「糖」「熱」が含まれる食品は、基本的に【AGE】が含まれている可能性があるそうです。

「そんな事言ってたら何も食べられない!」ですよね。

体内で生成される場合とは異なり、飲食物に含まれている【AGE】は消化活動によってほとんどが分解されますが、

1割弱は体内に残ってしまいます。

加熱する温度が高いほど増える傾向にあるので注意しましょう。

 

【予防方法】ですが、

やはり100%避ける事はむずかしいので、

不必要に恐れずに【AGE】値の高い食品や調理方法を知って口に入れる食べる物を選ぶことが重要なんだそうです。

 

主食では、パン、パスタ、コーンフレーク、パンケーキなどにタンパク質が多く含まれます。

特に注意が必要なのはステーキ、ウインナーなどの加工肉、唐揚げ、ハンバーガー、ジュース、ガムなどの人工甘味料、若い人が好む食事全般には注意が必要です。

 

反対に、食べても良い物は、刺し身や酢の物など、熱が入るとしても煮る、茹でるなどが中心の和食はあまり心配ないようです。

 

 

他には、食事はゆっくり食べる、食後に軽い運動をする、ストレスをためないようにする、甘いものは間食ではなく食後に取る、などを心がけましょう。

野菜、肉・魚、ご飯やパンの順で食べるのも良いそうです。

おひたしやサラダなどの野菜類を食事の最初に取る事で、血糖値の上昇を抑えると共に腸内環境を整える効果も期待できます。

 

 

上がった血糖値はすみやかに下げる、できるだけ「加熱」した物を食べない、果物や果糖の摂取は減らす、量をたくさん食べない、

 

基本的なことに聞こえますが、「老化の防止」にはこれが大事なようですね。

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